同じバージョンで違う設定を使いたい

どうも、ぼくです。

Blender 2.75 の公式リリースが出ましたね。またいろいろ機能を載っけてきてますね。

そういえばsteam版は自動でアップデートされたそうで。自動で新しい環境…。

そうそう、2.74をインストールしていた環境で2.75を起動すると、初回のスプラッシュスクリーンに”Copy Previous Settings”というボタンで設定とかスクリプトとか引き継げるとか。私はこの機能がいまいち信用出来ないのと設定項目が少ないので、毎回設定を手動で行っています。

ところで、WindowsでBlender環境を作成する際には以下3つの方法になると思います。

これらのうち、2つの方法で同じバージョンを異なるパスに配置したものの、どちらも同じユーザー設定が使用されます。違うところから起動したので、別々の設定にしたい、ということ…Add-onを開発しているとかそういう状況でのニーズとかそういうところでしょうか、それはBlenderで出来るんでしょうか。

答えはYes。実は、Blenderをインストールしたフォルダ直下の”2.75″フォルダ配下に Config フォルダを新規作成すると、そこに設定を保存してくれるようになります。

…ということは片方、または両方のBlenderインストールフォルダでConfigフォルダを作成すれば良くないですか?

まあ、Configフォルダを作成することでいくつかデメリットもあるのですが、まあそれはそれで。

ということで、 C:¥blender¥2.75 の下にConfig フォルダを作成する前と後の各パスを実際に確認してみます。それぞれ起動後に Help > System Info の出力結果で確認できます。

[フォルダ作成前]

デフォルトでは %appdata% フォルダ配下のBlender Foundation¥Blender¥2.75を見に行きます。

scripts: ['C:\\Blender\\2.75\\scripts\\modules', 'C:\\Blender\\2.75\\scripts']
user scripts: 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Roaming\\Blender Foundation\\Blender\\2.75\\scripts'
pref scripts: None
datafiles: 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Roaming\\Blender Foundation\\Blender\\2.75\\datafiles\\'
config: 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Roaming\\Blender Foundation\\Blender\\2.75\\config\\'
scripts : 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Roaming\\Blender Foundation\\Blender\\2.75\\scripts\\'
autosave: 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Roaming\\Blender Foundation\\Blender\\2.75\\autosave\\'
tempdir: 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Local\\Temp\\blender_a09760\\'

[フォルダ作成後]
C:¥Blender¥2.75
の下に config というフォルダを作成した場合は以下のように変化しています。

scripts: ['C:\\Blender\\2.75\\scripts\\modules', 'C:\\Blender\\2.75\\scripts']
user scripts: 'C:\\Blender\\2.75\\scripts'
pref scripts: None
datafiles: 'C:\\Blender\\2.75\\datafiles\\'
config: 'C:\\Blender\\2.75\\config\\'
scripts : 'C:\\Blender\\2.75\\scripts\\'
autosave: 'C:\\Blender\\2.75\\autosave\\'
tempdir: 'C:\\Users\\manda\\AppData\\Local\\Temp\\blender_a03800\\'

なお、ご自身の環境でされる場合はちゃんとバックアップを取っておいて、それぞれで検証を行い、きちんと動作することを確認してからご使用ください。

ではー。

2015年上半期Blender動向

どうも、ぼくです。

2015年も半分過ぎましたか、早いですね。

というわけ(?)で上半期動向。思い出すのが大変。

 

並べただけになっちゃってますが、こういう感じ。勉強会とかさらに増えてますね。あと「MMD+Blender」「Unity+Blender」という感じの本が出てきたところが特徴的というか。

 

 

今年の後半は、8月にCosmos Laundromat(Project Gooseberry)と、SIGGRAPHリリースで大きいのが載ってくる予定ということもあってなかなか楽しみですね。

ではー。

AutoSaveの動きが変わってる?(Blender)

どうも、ぼくです。

Blenderが落ちたとか、根本的に間違った操作をしてた、そういう時に巻戻せるように、BlenderはAutoSaveの仕組みを持っています。ある一定時間ごとに操作中のシーンを所定のフォルダにこっそり保存してくれているという。これで助かった、という人も少なくないんじゃないか、と思います。

これが、少し動きが変わったようなのですね。 T43266 によると、AutoSaveで保存されるファイル名が basename-プロセス番号.blend というファイル名から basename.blend というファイル名になったようです。

Blenderがクラッシュしても2分(デフォルト設定)前のものに巻戻せるチャンスがある、というのは変わらずなんですが。

いや、ちょっと待って、もっと前のバージョンだと数桁の数字の .blend ファイルが同じプロセスでも作られてて、もっと前の時間帯のファイルも保存してくれてたはず…。ということは「どこかでつくり方間違えた」というのを巻戻せない、ということなんですね…。てっきり basename-重複しない番号.blend だと思ってて安心しきってましたw

となると、Blender初心者が知っておくべきこと(日本語訳)にも書かれている、「頻繁な保存」が重要になってくるわけですね。

ということで、保存時に役に立つかもしれない機能、設定を。

(1) ナンバリングによる管理:

例えば blender001.blend というファイルを保存して、次のバージョンを blender002.blend として保存したい場合、”Save As”でファイルブラウザ上で、わざわざ保存ファイル名を変えることをせずに、[+]ボタンを押してblender002.blend とすることができます。

スクリーンショット 2015-06-24 19.11.19

(2) セーブファイルの世代管理:

保存ファイル名が blend001.blendのとき、[Ctrl]+[S] でファイルを上書き保存すると、 blender001.blend1 というファイルができていると思います。「1つ前に保存したファイル」としてディスク上に残るわけですね。これも設定で変更が可能です。User Preference画面、Fileタブの Save Versions: の値を設定します。

スクリーンショット 2015-06-24 19.17.42

上記2つについては、blender001.blend20 などという番号が付いたファイルが量産されるようになるので、必要ないファイルはこまめに消去するなど、都度整理が必要になります。

あと、blenderのAutoSaveについてはエディットモードで動作しないとか幾つか制限があるようですので、Blenderが落ちた時、所定のフォルダに現在編集中のファイル(ファイルとして保存していない場合は .blend というファイル名)が保存されていればラッキー、くらいに考えておいたほうがいいかもしれません。

ということでー。

2.76にいろいろ載るらしいってね?

どうも、ぼくです。

2.75RC1(リリース候補版)が最近出たのですが、その次のバージョン、2.76についての話題が Weekly Blender developer meeting で出ていて、いろいろ乗っけてくるらしい記述が。

– 2.76 could become the “Industry Standard” release, adding these features at once:
PTex (Disney), OpenSubdiv (Pixar), OpenVDB (Dreamworks), Alembic (ILM).
But OK – probably too much for one release!

PTexとかOpenSubdivとかOpenVDBとかAlembicとか、なにそれおいしいの?ということでリンク貼っときます。自分用メモ。

PTex

OpenSubdiv

OpenVDB

Alembic

…えーと、これらを2.75リリース後、SIGGRAPH開催までにBlenderに組み込みたい、とか言ってるわけでしょ?「あんたたち最高にイカれてるぜ!」という言葉を贈ります。

2.75のリリースノートの内容を見てみると、マルチビュー機能追加とかメンガーのスポンジがExtra Objectsに追加とかポリゴン削減時のアルゴリズムがちょっと賢くなった、っていうのがありますけれども、(組み込みのスクリプトエンジンではなく)Python実行ファイルが同梱された、っていうのが個人的には興味をそそられます。

ではー。

デフォルト設定の変更について(Blender)

どうも、ぼくです。

今回は「Blenderにおけるデフォルト設定」について書いてみようと思います。よく言われる「日本語UI」とか「右クリック」とか「テンキー」とかの、あれです。

「たまに『有りや無しや』とか出てくるようですけれども、ぶっちゃけどうでもいいです :) 」とか言いながら書くんですよ、これが。

「最初から左クリックにしておけ」は正解なのか?

初学者の方が「どこかのBlogなりTwitterのつぶやきにそう書かれてたので最初から左クリックの設定にしておきました。」、「最初にMaya/Maxプリセットにしておきました。」というのは、場合によっては(設定の変更が原因で)混乱させてしまうこともあるようです。

チュートリアルをネットで探してどうにかBlenderの基本的なところをつかえるようにしよう、という場合には「はじめのうちはデフォルト設定で学習」したほうが有利です。チュートリアル自身もですが、参照するマニュアルもデフォルト設定をもとに説明されているためです。

特に、チュートリアルではコマンドを実行するのに、ショートカットキーの表記で「[Ctrl]+[A]を押します。」としか記載されていないものも多くあって、設定を変更してしまったが故にわからなくなった、というケースが見受けられます。

また、Blenderを使っているときに問題が起き、設定変更した部分が問題解決の邪魔をする場合もあります。その部分を切り分けるために「デフォルト設定に戻してから問題が発生するか再現してみてください。」と言われることがあります。

あとは…作業途中でユーザー設定の変更を保存([Ctrl]+[U])してしまって、設定をやり直すときとかのダメージが大きい、など。

まあここまで書くと、「デフォルト設定で。」みたいな感じに見えますが、反対に言うとたかだかそういう部分でしかありません。コマンドとキーの組み合わせにちょっと気をつけるとかその程度。

「デフォルト縛りにする」か「カスタマイズしまくる」かは人によりますが、グループ内で共通の設定をしているのであれば、それに合わせる(他グループメンバーに質問しやすい)というのも手ではあります。

また、「単純に使われていない」=「洗練されていない」ということなので、この辺りを十分に検証してBlenderの開発元にフィードバックするとたちまちヒーローになれそうな気もします。気の向いた人はどうぞ。

  • 選択:右ボタン→左ボタン については2.6xまでは少なくともマッピングが不十分で、問題があった、と報告されています(今は知りません)
  • Mayaモード. Maxモードは使う人がほとんど居ないため、洗練の度合いが足りません。そこから個別でさらにショートカットキーのカスタマイズが必要になると思われます。

自分がしている設定:

自分がしている設定の変更部分は多くないです。テンキーのないキーボードと普通のホイール付きマウスを使用しています。

  • Pieメニューを有効にする(テンキーがなくても視点操作を出来るように)
  • Pieメニューで有効になったショートカットキーのうち、Z、Tabを無効にする
  • Vertex Buffer Object(VBO)を有効にする

追加でAdd-onをインストールしていますが、バージョンが上がってもだいたいインストールしている、というのは以下の1つだけです(2.72以降)。

  • Screen Cast keys Add-on

優先すべきは自身の作業効率であるので、そこにフォーカスして設定すればいいと思います。

答えになってないのがよくわかりますね。

ということでー。

OS X yosemite の Launchpad を更新

どうも、ぼくです。

Blenderの2.75テストビルドが出ましたね。早速ダウンロードして使い始めました。

OS Xだと、アプリケーションフォルダに展開したファイルをディレクトリごと放り込めばいいので楽ですね。

スクリーンショット 2015-05-25 00.05.32

ただし、ランチパッド(Launchpad)で起動する場合、新しくコピーしたBlenderを見つけに行かないことがあります。ランチパッドのBlenderアイコンをクリックしたら前のバージョンが起動するとか「見つからない」とか文句を言われるとちょっと困ります。

今回は以前のバージョンのBlenderをアプリケーションフォルダから削除した上でランチパッドをリセットすることで対処することにしました。

アプリケーションフォルダに2.75テストビルドのフォルダをコピーしておき、以下のコマンドを実行してランチパッドをリセットします。コマンド実行は自己責任で。

defaults write com.apple.dock ResetLaunchPad -bool true; killall Dock

ランチパッドのアイコンの並びが全てリセットされるので、アイコンの表示順をカスタマイズしてる方は再度並べ替えが必要になります。

ではー。

Blenderの文字化け(Ubuntu日本語Remix15.04)

どうも、ぼくです。

Ubuntu日本語Remix15.04でBlenderを日本語UI設定切り替え時に日本語の部分が豆腐になる件です。

ubuntu1504jablender

というかUbuntu 12.04あたりからディストリビューションのBlenderパッケージで同様の症状が出てたような気もします。そのころから根本的に特別な変更はされていないものと見るべきでしょうか。

Fedora ( http://spins.fedoraproject.org/design/ )だと日本語UIの設定するとちゃんと切り替わるんです。ディストリビューションの違いでしょうか。

まあ、Ubuntu日本語Remix15.04のパッケージとして用意されているBlenderは2.72bで、使用フォントファイルを設定から指定できるバージョンなので、フォントファイルの指定をすれば良い、という感じになっていて、そちらで対処することで表示もできたので良しとしています。

その方法ですが、以下の手順で。

  1. File>User Preferencesを開き、System タブをクリック。
  2. Interface Font のフォルダアイコンをクリック。
  3. フォントファイルに /usr/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf を指定。
  4. 日本語UI表示の設定。
  5. ユーザー設定の保存 ボタンをクリックしてユーザー設定を保存。

いっそのことblender.orgからLinuxバイナリをダウンロードしたほうがバージョンも新しい(2.74)ですし、そちらのほうが賢いかもしれません。

なお、PPAとかその辺は試してませんので、その辺あらかじめご了承ください。

では。