2.80の足音と

どうも、ぼくです。

前回のポストで「以前と現在の違い」について触れたんですが、2.80リリースがどんどん迫って来た(ベータ版10月末、公式リリース2019年はじめ、というスケジュールらしい)ということもあって具体的な動きも出て来ています。例えば、先行して(ある程度現実的な)機能紹介の動画が出て来ているというもの。

ベータリリースが10月末予定、UIの大きな変更も落ち着いている(&現時点でもデイリービルドを使うことが可能)ということもあって、「ロケットスタートかましたい」とか「ベータ出たら積極的にバグレポートするんだ」という人にはとても有用な情報となっています、多分ね。

以下だらだらと。

実は2.79bから2.80については「本当のBig-Leap」というか、単なる機能追加ではなくて、一部過去バージョンとの互換性を捨てて「作り直している」という状況だったりします。2.49から2.50の時にUIの大幅な変更は行われましたが、実際のところそれよりも大きなものです。現在の開発について表向き「そこまででは無い」ような印象を持たれているのであれば、以前の2.50時の大幅な変更を行った時の知見が生きていて、ハンドリングが上手くいっている証拠でしょう(Code Questの資金集めも成功しましたし)。

また、2.70あたりから「業界標準」を積極的に取り入れています。各種ライブラリ、AlembicやPBR等色々。さらに2.80ではいくつかのツールや機能の呼称をBlender独自のものからより標準的なものに変更するようです。「Blnderをハリウッドで使われるようなソフトにしたい」というのは前々から言われていたので流れとしては自然ですね。

ただ、反対に言うと「大きな変更」は、チュートリアル等、これまでの資産が使えなくなる、ということを意味しています。各ドキュメント、チュートリアル動画。なかなかに大変そうです。

Hello, Industry?

そう書いていると、現状の、2.7xでは商用作品作れるポテンシャルは無いのか?となっちゃいそうなのでこちら紹介しておきますね。Netflixで全世界配信(中国は映画館での配給らしい)されている ネクストロボ(原題:Next Gen)が最近話題になっていますね。ほらそこ、「うちのBlenderと違う」とか言わない。なお、アニメーション制作はカナダのTanget Animation

他にも Man in the High Castle のVFXでも使われていたり、という。国内でも「実はBlender使ってました」というものも実はあったりする(しかも年々増えて来てます)ので、探してみるのもまた一興かと。

VFX、というとちょうどマッチムーブの記事出て来てますね。CGWORLDで。

そう、既に”Hello, Industry”してた、ってことですね。2.80以降で状況がさらにどう変わるか乞うご期待的な。ここでいうIndustryってあれですよ、映像関係の業界の

えっ、アニメ?ああ、今年もいくつかの覇権アニメ(TVシリーズ)でも背景だとかに使われてるとかいう話ですよ? Twitter とかで流れて来たりするので多分そうなんでしょう。

ここまで来ると「既存の商用ソフトと比肩されるまでになったの?」って疑問をお持ちの方もいらっしゃるようなので、興味深い記事を紹介しておきますね。Autodesk Online の記事、というのがまた興味深い(これは2.7xとの比較)。

 

VTuber/VRChatがBlenderを牽引?

この最近3DCGのガワを被ってどうこうする、というのが流行っているそうですが、それに伴って、「個人でもBlenderでアバターを作る」という流れで、Blender使ってる人が急増したそうです。たまに「VTuber/VRChatがBlenderのユーザーを増やした」とか聞こえてくるのでそうなんでしょう。

そういえばさらに少し前に「MMDがBlenderのユーザーを増やした」とか言われていた人がいらっしゃいましたが、ご壮健であらせられるでしょうか?

ところで、アバター作るのに2.80リリースの影響ってあるの?と思われる方もいらっしゃると思います。影響はなさそうというか、むしろフルスクラッチ派の方達は「2.79b使い続ける方が枯れてていい」ってなるんでしょうね。あれ、どこのMODの話だ??

Blender、過去バージョンはキッチリダウンロードできますし、大きな問題にはならないと思います。

Blender以外の、「フルスクラッチしなくていい」アバター制作サービスも出て来始めているのでちょっとしたBlenderブーム的なものも落ち着いてくるんじゃないかなと思いますので、話題自体もそこまで大きくなることも無いかな、と。

問題?はBlender自体に興味を持って色々やってみたい人に「ここ見とけば何とかなる」って適当なページが出来そうに無いこと。2.80用に誰か作って(他力本願

あと、超基本的なものについても「ここに説明してあります」で示せるものが現状でも意外と少ないので、2.80用に誰か作って(ry

心配事(?)

ここに書いてあることは気にしないでください、単なる個人的な心配事ですから。2.80リリース時にクリアになってればOKです。

[公式マニュアル]

多分2.80マニュアルへの(公式の)更新は致命的に遅れるとか無いと予想しています。英語から各言語の翻訳は、どうなんでしょうね…開発の人とも温度感違うし…

[チュートリアル]

これは2.49 -> 2.50 の頃と同じで「違うバージョンの学習リソースを引き当ててしまって時間を無駄にする」のは予想できますね。

恐らく当時よりも状況として悪く(?)なっているのは「テキスト記事ではなくビデオチュートリアルを見る傾向が強くなった」という部分でしょう。Web上のテキストだとページ内検索してみるとか事前に対策出来そうなんですけど、ビデオチュートリアルは「あっ、これ違うバージョン向けだ」って気づくまでに時間がかかってしまうこともあり、「無駄に使う時間がより長くなる」可能性がある、ってところでしょうか。

公式の、Blender 2.80 Fundamentals がいつ出てくるか、というところ。

[BlenderPython API]

あとはBlenderPython APIも大幅な変更が予告されてたのでAdd-on作る人はまあ、覚悟しときましょう。ってことで。いつ確定でしたっけ?

継続してメンテされているか、というのが大事になってきますね。既存のAdd-onをダウンロードできるがメンテされなくなって結局2.80で動かない、っていうことも。

(余談ですが、2.80を公式リリース、とすると2.79の扱いがどうなるか、ですね。2.50の時は2.56まで2年くらいベータ版でしたからちょっと事情が異なります。また2.79b以降のバグフィクスについても、デイリービルドではなく、2.79 SP1 とか 2.79 Srping Release とか「ある程度の一区切り」のものをリリースして基準点を設けるかどうかというところですね)

[UIセット]

えーと Blender101 プロジェクトってどうなったんでしたっけ?少し変わって、「用途別のガワ(スクリーンレイアウト)用意する」って話になって…?

[情報チャンネル]

ちょっと多くて、正直どこ見ればいいのかな、という印象。 devtalk , blender devs , Twitter, ML , blender.today,right click select , (いくつかの)Discord ,Blendernation , BlenderArtists, etc…

まとまらないまとめ

とりあえず Blender 2.80 はデイリービルドさわれますので興味のある人は使ってみたらいいんじゃない?ってところで。

とりあえず Springがどんな出来になるのかな、ってとこで。

 

なお、BlenderチョットデキルTはこちら。BlendxJP3に着て行くといいんじゃないでしょうか?

ではー

 

 

 

 

 

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