(何かを)翻訳するときのメモ

どうも、ぼくです。

youtubeの件ひと段落したようですが、「YouTubeが広告なしで動画を公開していたBlenderをブロック、BlenderはP2Pによる無料ストリーミングにチャレンジ」っていう飛ばし記事をニコニコしながら見ております。

結局、BFは非営利方針を貫くためにYouTubeから撤退し、独自にストリーミングムービーコンテンツを構築する道を選ぶことになったようですが、

「撤退」は初めから無く、「”広告なし視聴”の設定」があるタイミングで外れるどころかブロックということになってしまったのでクソ、というそれだけの案件だったということでした。今は視聴できます。

 

さて、Blenderのマニュアルを日本語に翻訳するという機運が高まっているらしいということを風の便り(作業部屋?)で聞きました。

実はBlender 2.59 -> 2.60 でUIの国際化が復帰した際のの当事者(というほどでもない)であった経緯もありますのでそのあたりのことも含めたメモ、ということで。

あっ、これ単なるお節介案件ですので。コミッタではありませんしね。

ただ、現在のBlenderマニュアル、貢献する のページに書かれたこと以外にも考慮点があることは知っておくといいんじゃない?的な感じで参考にしていただけますと幸いです。

 

翻訳環境

翻訳環境についてはマニュアルに記載ありますね。Sphinxでビルドできる環境用意して、svnリポジトリから引っ張ってきてpo作ってビルドして、ということで。

使えるツールとしては poedit か適当なテキストエディタ。エディタとしてはVSCode とかいいでしょうかねえ?

メッセージカタログによる翻訳

えーと、メッセージカタログは「英語の一文に対して日本語の一文を対応させる」という方式なので、原文の変更によって丸々一文がパア、ということが発生するでしょう。

(そういうこともあるので pull -> Build -> チェック  のサイクルは堅持するように)

まあ、Fuzzyマークがついてくる感じだと思います(ただ、これが澱のように溜まってくると…)。

直訳 or 意訳

えーと、マニュアルなので「直訳側に振る」のが正しいと思います。もちろん直訳して全く意味が通らないのであれば理解できるように情報を加えるのはアリなんですが、

  • [OK]コンテキストとして通じないので通じるように前後の文章から補完
  • [NG]本文に無い一文を翻訳者が独自に加える(追加された一文が本当かどうか、他の人から判断できないため)
    •  (訳注:〜) という表記で訳者が加えたものであることがわかるようにするのが精一杯のところ

あと、Google翻訳してそのままペタッとコピペはどうなんだろう?って思っている人はこの辺見ておいてください(将来Googleの規約が変更されたりした場合に対応できなくなるので「機械翻訳そのまま入れない」等が安全という意見ももちろんあります)。ただ、丸ごとコピペだと原文のページ丸ごと翻訳かけてしまった方が早いのでは?ってなります。

ガイドライン及び運用

多人数で、または期間をかけて翻訳すると、大体の場合「人や時期によって訳し方が違う、違いすぎる」「表記ゆれが発生する」ということが発生します。読み手にとっては結構なストレスです。なので、以下の方法を挙げておきます。実際はこういったことをちゃんとやろうするとコストがメチャクチャかかるので、既存翻訳プロジェクト等で良さげながあればそれを例示( WordPress の翻訳 )しておくくらいになるかと思います。

役割分担

「誰が何をやっているか」がわからないと、着手する翻訳がバッティングしたり、誰も手をつけないまま残ってしまう可能性があります。

  • セクションやページの状況をスプレッドシートで共有( Google Doc他)
  • 定期的に進捗等をまとめて共有(まとめ役が必要)

お茶目さんの存在

信じられないと思いますが、訳文にでたらめなものを混入させたりする(UI翻訳の方では実際顔文字入ってたとかあったようです)ということが起こり得ます。レビューアを設ける、リリース後に本文をチェックしてフィードバックする方法を確立する、のがいいかと思います。

  • あまり責めても仕方なく、ちゃっちゃと修正した方が生産的
  • 多分そこはチャットとかで大丈夫

継続してやること

まあ、継続してできる人はおのずと限られてきます。他プロジェクトだと、定期的に「スプリント」的なものを開催してみるとか、「翻訳もくもく会」開催してみるとか色々工夫されているようです。

翻訳そのもの、Sphinxについて

翻訳そのもの、Sphinxについて興味が湧いてきて、何か相談したい等ありましたら、Sphinx+翻訳 Hack-a-thon というものが定期的に開催されているようなので、そちらに参加してみるとかはどうでしょう?

 

ではー。

 

広告

Blender公式Youtubeチャンネルがブロックされていた件について

どうも、ぼくです。ご無沙汰してます。

[2018/6/21追記] 日本時間の5:33には「マジ戻ってる」と㌧さんのツイートもあるようにこのタイミングですでに戻ってたのでしょう。7:20にBlender公式Youtubeチャンネルを確認したところ、動画は再生できるようになっていました。またGigazineの記事が公開(日本時間6:00公開)されましたが、締め出しに対してyoutubeとの決別を意味するような記事を出してますね。[2018/6/21追記終わり]

さて、タイトルの通り、Blender公式Youtubeチャンネルがブロックされ動画再生することができませんでした。BlenderConferenceの様子など色々。

そして、先ほどブロック状態が解除され再生できるようになった、とのこと。やったね。

 

今回の件まとめておくと、以下の感じ。

  • 事前通告無しにチャンネル内の動画が全世界的にブロックされ、それが未だ解決していない(&塩対応にも㌧さんオカンムリの様子)。
  • タイミング悪く、Googleから契約書が送られてきた(Youtube広告関連)
  • どうやらパートナーアグリーメント関連のアップデート不具合の模様。
  • 「総じてFxxk」
  • なので #peertube で自サイトで動画見れるようにしといたよ
  • youtubeで再生できるようになったよ!<New!

Blender側は「YouTube Blocks Blender Videos Worldwide」という一つの記事を出しています(記事中、それ以降の追記あり)。

この記事は最新の情報が上に来る形で書かれているので、上から単語だけピックアップして読んでしまうと「GoogleがBFにYoutube広告を出すように促しているにもかかわらず、従わないから動画を止められた」って解釈されそう(っていうかそう読み取ってる人も実際いました)なので気をつけてください。

違反したペナルティで動画止められていたわけじゃないですからね?

 

ツイート等

16日、Blender公式Youtubeチャンネルが世界的に再生不可となっていることが発覚。
他にMIT Open Course Ware も同じようなことになっています。

Blender公式Youtubeチャンネルが全世界でブロックされた状態が説明も無しに2日以上続いている。 cloud.blender.org にコンテンツあるから見てね、と声明。

 

#peertube テスト運用してるよ。情報は「YouTube Blocks Blender Videos Worldwide

以前にも Sintel がSony Picturesの(間違った)訴えでブロックされた、というのもありましたね。

 

Blender公式Youtubeチャンネルが復帰してよかったよかった。

なお、Blender 2.8 のベータ版は 8/10リリースを予定しているとのこと。開発の経過等の情報を追いかけたい人は以下リンクを参照してください。

 

ということでー。