ユーザーマニュアル?

Blenderのユーザーマニュアルについて。新しいBlenderのドキュメントについてのメモのアップデートというところ。

10月のBlender Conference にて、Blenderの2.7x以降についてのマニュアルページのアナウンスがありました。すでにマニュアルは公開され、更新されています。最近「Blender 2.73からはこちらを見るように」ということになったようです。Sphinxベース(Blender Python APIドキュメントと同じ)で、レスポンシブデザインのテーマを採用しているのでスマホなどでも(Wikiよりも)見やすくなっています。ブクマしときましょう。

そのBlender 2.73ですが、現在テストビルドを公開しています。うまくいって今月末か、来年開けてすぐくらいにリリース版をダウンロードできるようになっているはずです。

なお、ドキュメンテーションプロジェクトのページはこちらから。ユーザーマニュアルの更新は、プログラムソースと同じ方法の、「パッチを送ってね、マージするから」ということで進める模様です。

ドキュメンテーションプロジェクトオフィシャルの情報は以下のURLから取得可能です。なお、Blender Foundationのドキュメントチームは英語のマニュアルを優先させ、翻訳については待ってくださいということのようです。

  • Blender Documentation Project – about
  • Contributing
  • Getting Started
  • Style Guide
  • Translations

    At the moment, this manual project is still a work in progress and it is not yet decided how best to support translations. The focus is on first to test prove the English version and only then to move on to migrating and supporting other languages, preventing the contributors’ efforts from being wasted in work that has to be redone.

    If you want to translate, you should wait.

じゃあ、「古いマニュアルは?」ということなんですが、これは Blender Wiki で保持されるようです。なお、ユーザーマニュアルのみが移行の対象であり、開発者ページなどはそのまま継続して使える様子。

オフィシャルではないですが、Blenderの新しいマニュアルの日本語ページのための検証を個人的に行っています。これはSphinxのi18n 機能を利用したもので、継続して編集する際のワークフローの確認に主眼を置いています(というのと、前述の理由から翻訳そのものの作業はほとんど行っていません。)

まあ、BF側がこれを採用するかどうかはまだ先の話ですし、翻訳そのものについて少なくともWikiよりは「原文(主にreSTマークアップ)に文句を言わなきゃいけない」場面が増えることになりそうなので、その辺はどうなんだろうとか不思議に思いつつ。

そうそう、ドキュメンテーションプロジェクトとは別に画面のメニュー表示などのUIの翻訳プロジェクト(Translations)についてはこの辺見て、「翻訳こうしたほうがいいんじゃない?」とかの指摘をされるといいんじゃないでしょうか?

ということでー。

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Blenderの中ボタン

どうも、ぼくです。

このエントリは Blender Advent Calendar 2014 の記事です。

スクリーンショット 2014-12-16 03.12.44

Blenderでマウスの中ボタン、有効活用してますか?3Dビューウィンドウでは3Dビューポートの回転、他のウィンドウではスクロールが主な仕事。Blenderでは”Middle Mouse Button”を略して”MMB”なんて表記することが多いです。

「うちのマウスには中ボタンなんて無いよ!」という方は、スクロールホイールを押し込んでみてください。「カチッ」というクリック感があればボタンの可能性が高いです。というかとりあえずマニュアルか何か見てくださいね(^^

今回はマウスで操作することを前提に、Blender 2.72を使う前提で中ボタン及び関連するキーを中心に説明していきます。なお、文中にマニュアルを参照している箇所については新しいマニュアルを指定しています(旧2.6,と日本語)。

中ボタン操作を意識せずにできるようになるとモデリングがスピードアップします。その分他の操作コマンドを覚える時間ができるので、結果的にBlender習得のスピードも上がります。

えっ、中ボタンが無い?そもそもマウス持ってない?何で操作してるんです?

マウスのボタンの「重さ」

Blenderを使う場合「ホイールボタンの付いた一般的なマウス」で十分です。中ボタンの「重さ」に気をつければ。

Blenderで、特にモデリングの操作をする場合、「3Dビューポートの回転・移動・拡大縮小」がマウスで無理なくできる、というのは必須です。中ボタンを押しながらドラッグする操作を多用するので、「重くない」すなわち「ボタンを押す力が少なくて済む」ほうが好ましいです。モデリングしなくてビューポートぐりぐりするだけ、という方はもっと重要度が増します:)

傾向として「3ボタンマウス(ほとんど見かけませんね)」「ホイールボタン」「チルトホイールのボタン」の順に「重く」なっていきます。また、マウスのモデルごとに「重さ」は異なるので、できるだけ実物を触ってクリックの感触を試してみるといいかと思います。

参考までに、自身がこの最近使っているマウスは、というと以下のような感じ。基本的な機能が備わっててマウスホイールとホイールボタンがまあ普通に使える、というくらいで選んでます。あまり高いものでなくてもいい(入手性からすると普及モデルのほうが好ましい)と思います。

  • Microsoft Arc Mouse このくらいのボタンの軽さが好み。
  • Compact Optical Mouse 500 手が小さい方なので、これくらいの大きさの方が取り回しやすかったりします。このマウスが自分としては基準。
  • Logitec G300 中ボタンは少し重め。自分的に許容できる範囲かな?

あと、「マウスの中ボタン壊れた」という人が周りにいたら「Blender?」と声をかけてみるといいでしょう(謎

Blenderでの中ボタンの操作(1)

さて、前置きが少々長くなりましたが、中ボタンの操作について。3Dビュー、ビューポートではビューの回転、移動、拡大縮小を行います。

  • [MMB]ドラッグ – ビューポートの回転
  • [Shift]+[MMB]ドラッグ – ビューポートを画面に対して平行移動(パンと称しているところが多い)
  • [Ctrl]+[MMB]ドラッグ – ビューポートの拡大縮小(マウス上下で、マウスホイールよりも細かい操作が可能)

なお、[MMB]ドラッグ中に[Alt]キーを押しながらマウスカーソルを移動させると、グローバル座標に対して45度単位でスナップできます。うまく使うとテンキー要らなくなりますよ。

マウス中ボタン([MMB])ドラッグによる3Dビューの回転で、どこを見るべきか。3Dビュー左下の赤青緑の線が出ているものがあると思います。それを見ましょう。

スクリーンショット 2014-12-16 20.43.30

なお、全てのウィンドウについて、ヘッダが十分な幅を確保できてない場合にはヘッダ上で[MMB]ドラッグしてマウスを左右に動かすと、ヘッダの内容をスクロールして表示できます。

3Dビュー以外では、[MMB]ドラッグで画面のスクロールを行います。またパネル上では、[Ctrl]+[MMB]ドラッグで上下にマウスを動かすと文字やボタンの大きさを変えることができるというのが基本的な操作です。

Blenderのそれぞれのウィンドウタイプで、以下の操作を行い、どのように反応するかを確認しておくのがいいと思います。中ボタンのみ、[Shift]キーを押しながら、[Ctrl]キーを押しながらのバリエーションについても確認します。

  1. 中ボタンを押しながらマウスカーソルを左右に動かす
  2. 中ボタンを押しながらマウスカーソルを上下に動かす
  3. 中ボタンを押しながらマウスカーソルを円を描くように動かす

これを戻す場合にはほとんどのウィンドウタイプで[Home]キーを押すことでそれなりに戻ります。3Dビューの場合に厳密に戻すには… [Shift]+[S]のメニューから Cursor to Center , [Alt]+[Home]のあとマウスホイールで大体元の見栄え上の大きさに戻す…というくらいでしょうか。

(「何か作る」前に上記のような操作を自身で確認して、わけわかんなくなったら File > New で戻るなどしてください)

Blenderでの中ボタンの操作(2)

3Dビュー上ではコマンドと組み合わせて使うことがあります。

  • [G],[MMB] – 移動(Grab)軸制限
  • [S],[MMB] – 拡大縮小(Scale)軸制限
  • [R],[MMB] – 回転(Rotate)軸制限
  • エディットモードで、[Ctrl]+[Alt]+[Shift]+[S],[MMB](Shearコマンド実行後に中ボタンクリック) – 剪断変形の方向を変える
  • [B]で矩形選択モードに入った後、中ボタンドラッグ – 選択範囲を非選択に変更
  • [C]で円形選択モードに入った後、中ボタンクリック – 選択範囲を非選択に変更

中ボタンの設定

さて、ここまで中ボタンについてくどくどとやってきましたが、実はOS上のマウスドライバ、他のアプリケーションによって「中ボタンが別の機能に割り当てられている」と使い物になりません。適宜設定しなおしましょう。Yosemiteで実際遭遇しましたし。

また、Blender上のユーザープリファレンスから、マウスの設定を確認することも可能です。Inputタブの検索入力のところに”Middle”と入力して、その左のFilterTypeの選択肢を”Key-Binding”に指定して検索すると出てきますよ。えっ、設定されている通りに動いてないんじゃないか?ですって?そんなの知りません 😛

中ボタンが無い

そんな人のことは知りません。 Emulate 3Button Mouse を有効にして使ってればいいんじゃないですか?

マウスではないものを使っている

ええ、ええ、わかります。MBPやMBAでドヤリングする時にマウスいちいち繋げて「ドヤァ度」下げたくないですもんね。

3Dビュー上にマウスカーソルをポイントし、トラックパッドの上で2本指操作してみてください。もちろん[Shift]や[Ctrl]を組み合わせた操作も試してみるといいんじゃないでしょうか。(「慣性付き」オプションをONにしている場合には跳ねるような操作をすると3Dビューで迷子になりますので、その辺は気をつけてください)

  • ペンタブはよく知りません(旧Bamboo持ってるけどBlenderでは使ってないですね…)。
  • 3D マウスはたまに使います(Blenderは3DConnectionの3Dマウスをネイティブサポートしているので、OS用ドライバをインストールすれば使えます)

まとめ

まとめます。

  • 普通のマウスでよさげ
  • 中ボタン(MMB)はBlenderでよく使うのでボタンの「重さ」は重要(軽い方が良い?)
  • 3Dビューポートでは[Shift][Ctrl]と組み合わせて視点の変更を行うことが可能
  • 3Dビューポート以外でも画面表示のスクロールやカスタマイズに使用可能
  • コマンドと組み合わせて使う([G],[R],[S],Shear)
  • トラックパッドの操作で同等の事が可能?

参考

Blender Advent Calendar 2014、次はMiSaTo kashitaniさんですね。よろしくどうぞー。

では、Happy Blending!!

Blenderの設定メモ(テンキーレスな感じで)

どうも、ぼくです。

「Blenderの設定どうしてるの?」って特に聞かれてはいないですが、とりあえず書いておきます。
複数の環境でBlenderを使っているので、「デフォルト設定からの変更はなるべく少なく」という方針で設定を変更しています。

ハードウェア構成:

まず、前提となるハードウェア構成は以下の通りです。テンキーは使ってないです。

  • Mac mini Late 2012 (8gb) / OS X 10.10.1
  • Keyboard: Bluetooth® Mobile Keyboard 6000 (メインのキーボードのみ使用)
  • Mouse: Logitech G300(最近変えたのでまともに設定してない)

マウスのボタン設定は割愛します。標準的なホイール付きマウスと同じものとして設定します。

Mac Book Pro でも大体同じ感じに設定しています。

 

OS側の設定:

OS側の設定は「OSで提供するショートカットキーについて、Blenderのキー設定とかぶってそうなものはできるだけ無効にする」という方針で、[Ctrl]+[Space]さえも無効にしました。

ただし、デモ用に「キーボードショートカットを使ってズーム」機能はON(マウス周辺のみ拡大、Ctrl+Altを無効)にしています。

 

Add-on の設定:

Add-on については、2つの標準Add-onを有効にしています。

  • Dynamic Space Bar Menu
  • Pie Menus Official

また、2.71まで使えたAdd-onをインストール、有効にしています。(東北MMD勉強会のUstやってた画面でキーボードの文字だとかが出てたのを見ました。アレです。)

 

キーの設定:

キーの設定ですが、Pie Menus Official で有効になるキーのうち、Tabキーを無効にしました。

 

テンキーを使っていない(と言っている)理由:

自分が行っている設定で、テンキーを使っていないと言っているのは、Pie Menus Official Add−on を使用しているため。 [Q]キーを押すとビューの変更メニューが表示されるので、それを選択すればOKという。Pieメニュー便利。

スクリーンショット 2014-12-14 05.23.33

他にも[マウス中ボタン]から[Alt]キーを押すと45度ずつのスナップとか覚えたのも大きいですかね。

 

この最近はローカルビューが必要な込み入ったものを作っていないのでLocal View ([テンキー/])の必要性がなかったりして、その辺は特に設定していないです。もちろんテンキー付きキーボードで作業をする場合にはテンキー使ってますけども。

ここに来られた方は多分某所のblogエントリとか見られてると思うので、さらに設定が違うのが出てきてややこしくしている感はありますが、「賑やかですなあ」くらいで:)

 

ということでー。